アニソンの歌詞の魅力 〜疲れたり迷ったりしたらアニソンを聞け〜

僕のこのブログを読んでいる人は、大人の方でしょう。

若くてもせいぜい10代後半くらいかな。

長く生きていると、

人生、いろいろあります。
男もいろいろです。(島倉千代子)

わりと見過ごされがちというか
忘れられがちなんですが、

アニソンの歌詞はめちゃくちゃ人生の励みになります!!

  • 今の仕事を続けていいんだろうか
  • 人間関係に悩んでいる
  • 夢に挑戦したいけどなかなか勇気が出ない
  • 自分を押さえて、周りの言いなりになって生きている

色んな悩みがありますよね?
ちょっと疲れたなと感じることもあるんじゃないですか?

そんなときはアニソンを聞きましょう。
いや、アニソンの歌詞を読み込みましょう。

きっと元気やる気勇気が出てくるはずです。

ちなみに僕は一切悩まない性格なので
アニソンを聞いて救われた、なんてことはありません(笑)

アニソンとは

アニソンとは、そのままアニメソングのことです。

アニメに使われる主題歌(OP曲・ED曲)、挿入歌イメージソングなどのことですね。

と言っても、世代によってなんとなく認識が違うかと思います。

アニソンに対する認識もそうですが、アニメ自体に対する認識も違いがあります。

僕らの世代を含めてそれより上、つまり古い世代も(笑)
もちろんアニメを見ていたし、アニソンを聞いていました。

しかし、その頃は「アニメ好き」「アニソン好き」と言えば
いわゆるオタクを指していました。

娯楽が今よりも少なく、みんなが当たり前のようにアニメを見ていたので
「アニメ好き」「アニソン好き」をあえて強調・公言した時点で
どっぷり浸かっているオタクという認識だったからです。

そもそも「アニソン」って言葉がなくて
単に「アニメ主題歌」「アニメの曲」などと言っていたしね。

ところが90年代後半から2000年代くらい(おそらく)以降は
深夜アニメやオタクが市民権を得て(?)

すっかり「アニメ好き」「アニソン好き」という言葉が定着しています。

というわけで、ここでは広い意味で
アニメ関連の楽曲の全てを「アニソン」とします。

アニソンの変遷

世代によって認識が違うのもありますが
使われるアニソン自体にも違いというか、変化が見られます。

昔のアニメのほとんど、というか全てじゃなかろうか
そのアニメに強く関連する歌でした。

そのアニメの登場人物が歌詞に出てきたり、そのアニメの世界観をリアルに描いた歌詞だったり。

とにかく昔のアニソンは
他のアニメの曲になりえない・なりようがないものだったんです。

「あ・あ・あんぱんまん〜」とか
「行くぞー、アトムー」とか
「掴もうぜ、ドラゴンボール!」とか。

お魚くわえたドラ猫を裸足でおっかけるなんて
あの人以外に考えられんでしょ(笑)

これらを他のアニメの曲にするわけにはいきません。

ところが、これもおそらく90年代前半ごろから
そのアニメじゃなくても成立する歌詞・楽曲が使われ始めました。

それでもまだ90年代のうちは
そのアニメを“匂わせる何か”が曲中にあったんですが、

そのうち、いわゆるタイアップものが始まり
もはやそのアニメの世界観とは関係のない楽曲も多く使われるようになります。

昔のアニソンを聞け

僕らのような古めの世代は、

「アニメは子供が見るもの」という価値観だったりするので
僕は大人になってからアニメをほぼ見ていません。

見たのはガ◯ダムくらいです。
ジブリ作品も「もののけ姫」で止まっています。

僕は「新しいアニメの歌は知らん」というのが正直なところなので
古いアニメの歌ばっかりを紹介します。

アニメの概要や、作者・原作者などの紹介は割愛させていただきます。

キン肉マン

(0:40〜)

愛する友のまなざしが
倒れるたび傷つくたび 俺を強くする

(Kick)ルール破りの (Jump)悪の超人
さぁ お遊びはここまでだ

(Attack)ラスト5秒の (Fire)逆転ファイター
俺は炎のキン肉マン

出典:炎のキン肉マン / 森雪之丞

のっけからいきなり「筋肉・筋肉」言うてます(笑)

一応プロレスアニメですが、技なんかは何でもありです。
友情・努力・スポ根・諦めない、ってニュアンスがいかにも80年代って感じですね。

ラスト5秒でも
諦めなければ逆転できるんですよ、人生は。

北斗の拳

(0:18〜)

Welcome to this crazy time このふざけた時代へようこそ
君はTOUGH BOY

どこもかしこも傷だらけ うずくまって泣いててもはじまらないから
TOUGH BOY

時はまさに世紀末 よどんだ街かどで ぼくらは出会った

Keep you burnin’ かけぬけて この腐敗と自由と暴力のまっただなか
No boy No cry 進まなきゃ 勢いをました向かい風の中を

出典:TOUGH BOY / TOM

僕の中では、この曲以上にテンションが爆上がりする曲は無いです。

歌っているTOM★CATは名曲が多いんですが、一発屋的な印象をもたれているのが残念ですね。

世紀末」って文字通り100年に一回必ずくるものなんですが
80年代から90年代になぜか「世も末」的なニュアンスで使われることがあって、

世紀末を生きた世代としては、この曲のもつ殺伐とした雰囲気を
なんとなく理解できます。

暴力のまっただなかに生きたわけではないけどね(笑)

ちなみにこれはアニメのオープニング用なので
原曲の歌詞からは一部変更されています。

冒頭の「ふざけた時代」は「いかれた時代」だし
サビ終盤の「nineties」は「eighties」です。

大人の事情ってやつです。
向かい風の中を進んでいかなきゃね。

原曲の歌詞はこちらで。

ドラゴンボール

(0:13〜)

おいでファンタジー 好きさミステリー
君の若さ隠さないで

不思議したくて 冒険したくて
誰もみんなウズウズしてる

大人のフリしてあきらめちゃ 奇跡の謎など解けないよ
もっとワイルドに もっとたくましく 生きてごらん

出典:ロマンティックあげるよ / 吉田健美

この曲を聴くと、妙にサビしい気持ちになります。

曲自体がノスタルジックな雰囲気なのと
当時、これを見終わったら宿題やらなきゃいけなかったので(笑)

橋本潮さんの透き通った声が魅力の曲ですね。

大人なると、いや子供心を忘れた大人になると
歌詞の内容が刺さります。

もっとワイルドに生きたいものです。

ダッシュ四駆郎

(0:07〜)

今は小さなヒーローだけど みうしなうなよ大きなゴールを
君は未来のウィナーだから 風に勇気をふくらませ 走れ

ナンバー1 つかみ取るために
ドゥーユアベスト 試練に負けないで
果てしなきチャレンジ続ける

わだちさえない砂漠をただまっすぐに
いつかきっときっと その手でたどりつけるさ

出典:果てしなき挑戦(チャレンジ) / 平出よしかつ

当時、社会現象にもなった「ミニ四駆」を題材にしたアニメ。

レースものなので、「競争」や「勝利」といったものが
大きなテーマになっています。

競争は良くないみたいな風潮もありますが
やっぱり男の子って競ってナンボだと思うわけですよ。

本能だし。

サビ終盤の「俺たちの地平線〜」で、地平線=ホライゾンと読ませているあたりが
子供心をくすぐりましたね〜。

必要以上に地平線を「ホライゾン」って読む子供でした(笑)

いまだに小さなヒーローのままです。
大きなゴールはどこにあるのやら。

銀河戦国群雄伝ライ

(0:26〜)

うしろを振り向くな
雷鳴(いかづち)のように勝どきあげながら
ライよ飛ばせ ひたむきに

生きることはきっと 自分(おのれ)との戦
勇気の剣が導くぜ 下剋上

生きることはきっと 未来(あす)への挑戦
情熱の翼で挑むのさ 大宇宙

出典:雷伝説 / 森由里子

サムライ好き、宇宙好きの僕にとって
この「戦国&宇宙」という設定がハマらないわけがないです。

宇宙戦艦でドンパチやるうえに、刀をブンブン振り回すっていう(笑)

自分との戦で下剋上。
常に今の自分を超えていきたいものです。

忍たま乱太郎

(0:36〜)

やりたいことやったもん勝ち 青春なら
つらいときはいつだって そばにいるから

夢はでかくなけりゃつまらいだろう
胸をたたいて冒険しよう

出典:勇気100% / 松井五郎

これは長いこと放送されているので、幅広い世代に知られているでしょう。

えぇ、もちろん光GENJI世代ですよ。

「青春なら〜」とはありますが
青春でなくても、やりたいことはやったもん勝ちです。

魔法陣グルグル

(0:49〜)

どうにもならない今日だけど 平坦な道じゃ きっとつまらない

君と生きてく明日だから 這いあがるくらいでちょうどいい

出典:Wind Climbing~風にあそばれて / 奥井亜紀

シンプルですが、強烈な言葉です。

人生のあらゆる場面における教訓にできそうですね。

みなさんも
一回どん底まで落ちてから、這い上がりましょう。

ちなみに動画はフル尺ものしか見つからなかったんですが
アニメは2番の歌詞が採用されていました。

最後に

さて、アニソンばっかりを紹介してきましたが
アニソンでなくても、いい歌詞の楽曲はたくさんあります。

ただ、一般的な楽曲だとテーマがわかにりにくかったり(対象が友人なのか恋人なのか、など)
いい歌詞のものを探し当てるのに、単純に苦労したりします。

アニソンはわかりやすくポジティブな言葉が使われているものが多いので
探し当てるのもわりと楽です。

というわけで
疲れている大人のみなさん、青春真っ只中のティーンたち。

アニソンの歌詞を読みこんで、明日も頑張りましょう

歌詞を読む気力もないなら
おどるぽんぽこりん」聞いときゃ大丈夫(笑)

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