生徒に嫌われる講師

今回はシリーズものです。
といっても2回で終わるけど(笑)

「生徒に嫌われる講師」と「講師に嫌われる生徒」を解説したいと思います。

現在僕は講師ですが、かつてはやはり生徒でした。
いわゆる「レッスン」として通い、教えて頂いた師匠は一人ですが

その他にも複数のプロの方の指導を受けたので、「生徒」としての立場も充分にわかっています。

講師の方も生徒の方も、覚悟して読んでね(笑)

押しつける

講師の中には持論を頑なに曲げず、しかもそれを生徒に押しつけてくるタイプの人がいます。

全くの初心者ならあまりピンとこないかもしれませんが、ある程度経験を積んでいる、あるいは自分なりに色々情報を吸収している生徒からすると、「え、それホントに正しいの?」となります。

「これって〇〇なんじゃないですか?」と聞こうものなら

「そんなのは間違っている」
「君は何もわかっていない」
「私の言うことを聞いていればいい」
といった具合に自分が正しいと主張し、生徒側の意見は受けつけません。

まぁ、これくらいになればわかりやすいのである意味救いはあります。

あまり強く主張はしないけど自分の考えを曲げない、というタイプのほうがタチが悪いです(笑)

そして、こういう講師は見極めが難しい。
「この人、話を聞いてくれないな」と思ったら、その講師のレッスンは受けないことをオススメします。

わかりにくい

人に何かを伝えるというのは、ものすごく難しいです。
感覚が人それぞれ違うのと、伝えるために言語を使うからです。

自分が理解している

理解しているものを伝える(言語化)

相手がそれを聞く(言語の解釈)

解釈したことを相手なりの感覚に落とし込んでくれる

はい、この流れがある以上は絶対にズレがおこります。

まず、自分の感覚を100%言語化するというのがかなり難しいです。
おそらく不可能です。

ここですでにズレているんですよ。
そしてそれを相手が聞いて解釈するうえでズレて、身体の感覚に落としこむ際にズレて、という具合になる。

相手に100%伝わることは絶対にないんですが、それでもなんとか多くの情報を伝えるために努力するのが講師の役目でしょう。

ここがわかっていないと、ひたすら自分がわかる感覚を自分がわかる言葉だけで説明し、それを聞いた生徒側は「?」となってしまいます。

約束を守らない

約束といっても、大きなことではありません。レッスンの日程や時間を講師側が守らないというのは論外です。

例えば
「次のレッスンまでに資料を用意しておきます」とか、
生徒のマニアックな質問に対しその場で回答がわからず「調べておきます」などと言っておきながら
次のレッスンまでにそれを果たさない。

これはやってはいけません。

講師側からしたら複数の生徒のうちの一人です。
ついつい忘れてしまったり、後回しになったりというのもわからないではないですが。

生徒側からしたらあなた(講師)一人しか見ていませんよ?
些細なことでも約束は守りましょう

上から目線が過ぎる

上記の「押しつける」にも関連しますが
自分が正しい、自分が上、自分が偉い、と思っている講師がごく稀に存在します。

生徒の腕前を小バカにする
生徒の持っている機材を小バカにする
生徒の知識を小バカにする

いやマジでいるんだってば、こういう人が(笑)

まぁ、確かに技術的なことや知識・経験といった点は生徒よりは上でしょう。
じゃないとレッスン受ける意味もないからね。

だからといって、人間的に上だったり偉いなんてことは絶対にありません。

ときには生徒のほうが面白い情報を持っていたりする場合もあります。

そういうときは素直に吸収する姿勢が大事です。

情報の質が同じ

講師の中にはブログや動画コンテンツなどで情報発信している人がいます。
もちろん僕もその一人です。

んで、発信するのはいいんですが、誰が一番得をするのか?という点を考えたとき
当然、生徒が一番得をしなきゃいけないんです。

だってお金払っているからね(笑)

それなのに、レッスンでもブログや動画などのコンテンツでも伝える情報が同じ。
下手すると、ブログや動画のほうが有益な情報を伝えている、なんて人がいます。

絶対いかんでしょ。
一番有益な情報を伝えるのはレッスンでなきゃ。

習いにきている生徒に対して一番の情報を与えるべきです。

僕はそうしています。

このブログでいい加減なことを発信するつもりはありませんが、かといって全部が全部をさらけ出すつもりもありません。

レッスンでは出し惜しみすることなく伝えています。

最後に

いくつか挙げてきましたが、結局ね

人として大事なことをやれ、と(笑)

自分の考えを押しつけない
偉そうにしない
約束を守る

こんなこと当たり前のことですよ。
でも、できない人が多いのも事実です。

こういうことを地道にやっているだけで講師として信頼されます。
もちろん、技術や知識も必要だけどね。

と、さも自分はできているかのように書いてますが
できていなかったらゴメンなさいね(笑)

僕も気をつけながら、日々精進します★

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