自分の機材のピックガードをよーく見てください。
表面は綺麗ですか?
傷がありますか?
え、傷だらけ?
じゃ、あなた下手だね(笑)
上手い人はピックガードに傷がつきません。
よって、
上手い人のギターには、ピックガードが必要ありません。
詳しく見ていきます。
ピックガードとは
そもそも、ピックガードってなんでしょう。
その名のとおりピックをガードするもの、ピックから守るものです。
正確には「ピックが当たる衝撃からボディを守るもの」ですね。
ギターやベースにはピックガードが付いています。
特にアコギだとほぼ間違いなく付いていますね。
ギターを構えたときに
弦の下あたりにある薄い板状のものです。(赤丸部分)

腕を大きく振ってストロークすることで、この辺りにピックが当たり、傷がつくことがあります。
ストラトタイプのエレキギターなどは、白い部分全体(下画像)をピックガードといい、
ピックアップやスイッチ系統の配線が埋めこんであったりするため
見栄えをよくする意味もあったりしますが、
基本的には、アコギと同様に衝撃からガードするものです。

なぜ傷がつくのか
ピックガードは、ピックが当たる衝撃からボディを守るものです。
エレキはソリッドボディ(空洞がない)ので、当たったところで大したダメージはありません。
ところが、アコギは空洞です。
薄い板を貼りあわせた箱のようなものなので
頻繁にピックが当たると、そしてその衝撃が何年も何年も積み重なると、
ボディに穴があく、なんてことも。
さて、ここで一つ疑問なんですが・・・
そもそもなんで当たるの?(笑)
ピックの軌道、つまりストロークの軌道をちゃんとコントロールできていれば、
ピックガードの位置にピックが当たることなんて絶対ありえません。
ピックガードに傷がたくさんついている人は、それだけピックが頻繁に当たっているということ。
ストロークの軌道コントロールができていないということです。
右腕の動かし方(軌道)を考える
では、どうやればピックガードに当たらないのか?
ちゃんと効率よく音を鳴らそうと思えば答えはすぐに出ます。
基本的にピックはできるだけ弦に対して浅く当てたほうが良いです。
単音弾きは別として、
複数の弦を弾く、つまりコードを鳴らすときは
それぞれの弦に対して同じような角度と、同じような深度で当てることが理想となります。
この軌道(青矢印)を描けるなら、そもそもボディにピックは当たりませんよね?

腕を振り下ろしたときにピックがボディに当たるということは
こういう軌道(赤矢印)で振っているということです。
ボディに向かって突き刺さっていくような軌道。

これは6弦から1弦に進むにつれ、ピックが深く入っていく軌道です。
弦に対して同じ角度・深度で当たらない
プラス、ボディに不要な衝撃を与えているなら、
この軌道(赤矢印)にメリットなんてありません。
弦の並びに対して平行な軌道を描くよう意識しましょう。(厳密には弦の並びは弧を描いているのでそれに沿うことが理想)

もう一つの問題
多くの人が突き刺さる軌道(上図の赤矢印)を描いてしまいます。
だからボディに当たるし、ピックガードが必要になる。
では、なぜその軌道を描く人が多いのか?
これは身体の構造によるものです。
ここがちゃんとわかるようになるとコードストロークはもちろん
カッティングなんかも精度が爆上がりします。
身体の構造、つまり大事なのは
あなたの腕がどうなっているかです。
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